2011年11月29日

第2回ゆるキャラグランプリの優勝者が決定!提唱者が認める「ゆるキャラ」の条件とは?

11月26、27日に埼玉県羽生市で開かれた「ゆるキャラさみっと in 羽生」で、インターネット投票による人気ランキング「第2回ゆるキャラグランプリ」の結果が発表され、熊本県のご当地キャラクターの「くまモン」が国内外から参加した349体の「ゆるキャラ」たちの頂点に立った。

「くまモン」は、3月の九州新幹線鹿児島ルートの開通に合わせて作られたキャラクターで、現在も熊本県の「営業部長」としてPR活動に精を出している。

2位は愛媛県今治市の「バリィさん」、3位は東京都西国分寺地域の「にしこくん」だった。


「ゆるキャラグランプリ」は、滋賀県彦根市の「ゆるキャラさみっと協会」が主催。投票受付期間中(2011年9月15〜11月26日)の総得票数が333万票に上るなど話題を呼んでいた。


このインターネット投票を巡っては、3位の「にしこくん」への投票に対して不正投票が発覚。

巨大電子掲示板「2ちゃんねる」の書き込みをきっかけに、面白半分に「にしこくん」を優勝させようという動きが起こり、無料メールアドレスを1人で大量に取得して投票しようとした者がいたという。

ところが、不正行為の発覚により「にしこくん」の魅力が多くの人に知られるようになり、不正防止のための措置の後に10位まで下がっていた「にしこくん」への投票数が急増。結局、3位の座を獲得することとなった。



インターネットでの投票は自動投票ツール(マクロ)を利用したり、メールアドレスを大量に持っている業者など依頼したりなど、恣意的に得票数を操作できる余地がたくさんあり、いまいち公正性に欠けるという意見も多いようです。

こうしたマスコミへの影響力も高い大規模なイベントは優勝者への恩恵も大きいので、不正行為も起きやすいのかもしれません。

次回は、公正性を十分に保証された形で実施して欲しいものですね。



なお、その他の順位は以下のとおり。個性派のキャラクターが揃ってますね。


第2回ゆるキャラグランプリ最終ランキング】

順位 キャラクター名 都道府県 獲得ポイント(pt)
1 くまモン 熊本県 287315
2 バリィさん 愛媛県 245238
3 にしこくん 東京都 174079
4 与一くん 栃木県 172798
5 はち丸(かなえっち)・だなも・エビザベス 愛知県 158756
6 ふっかちゃん 埼玉県 154243
7 ママモルくん 福岡県 126583
8 やなな 岐阜県 115866
9 滝ノ道ゆずる 大阪府 110900
10 レルヒさん 新潟県 90569

(ゆるキャラグランプリ公式サイトより)


橋 幸夫/ゆるキャラ音頭

(「ゆるキャラ」の提唱者として「ゆるキャラ(R)」の商標権も保有するみうらじゅん氏自ら作詞した「ゆるキャラ音頭」の動画です。みうらじゅん氏によって「ゆるキャラ親善大使」に任命された橋 幸夫氏が熱唱しています。効いているとついつい口ずさみたくなる楽しい歌です。iTunesストアでダウンロード販売もされているようです。)



◆ 意外と厳しい?提唱者が認める「ゆるキャラ」の条件とは?


ちなみに、「ゆるキャラ」の提唱者のみうらじゅん氏によると、あるキャラクターが「ゆるキャラ」として認められる条件として以下の3つを挙げている。

1.郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
2.立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
3.愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている事。
4.着ぐるみ化されていること。


(3カ条として上記の1〜3が挙げられているが、後のみうらじゅん氏の発言から4の条件も加えることができる)


漫画やアニメ、グッズなど商用を目的としたキャラクターは、デザインは頭のてっぺんから足の先まで全身に隙がなく、動きも洗練されている。その佇まいは、多くの人に愛されるための工夫に満ちている。

これに対して「ゆるキャラ」は、見た目が安っぽかったり、下半身が普通の人間だったり、ときにはかわいいキャラクターとは思えない変な動きをしたりすることもある。

しかし、そんなところを補って余りあるほどの郷土愛と強烈な個性で、見るものを和ませるのが「ゆるキャラ」。

みうらじゅん氏の「ゆるキャラ」像は、そんなイメージなのかもしれない。



◆  次回のグランプリの有力候補!?個性が売りの忍者小学生とは?


今年のグランプリで入賞したもののほかにも、キラリと光る個性を持つ「ゆるキャラ」も沢山います。

そこで、次回のグランプリの台風の目になるような「ゆるキャラ」を独断と偏見で1つ選んでみました。


いが☆グリオ


2004年に6市町村が合併したのを機に、三重県伊賀市のご当地キャラクターとして誕生した「いが☆グリオ」は、小学三年生のメタボ体型の少年忍者。

一度見たら忘れられなくなるその個性的な顔は、可愛さや子ども受けを追求したほかの「ゆるキャラ」たちと一線を画した独特のセンスだ。

トレードマークの「いがぐり頭」は、伊賀市の「いが」と小学生らしい「いがぐり頭」とをかけ合わせたネーミングにちなんでいるという。

(写真は、いが☆ グリオのぬいぐるみ(マスク小学校楽天市場店より)

小学生でしかも忍者なのになぜかメタボ・・・。

ところが、ダンスを踊らせれば軽快なステップで人々を魅了する。

そんな突っ込みどころ満載なところも「ゆるキャラ」として面白い。

【ゆるキャラ】いが☆グリオのグリグリダンス

(今年7月に香川で開催された「ゆるキャラフェスティバル」でダンスを披露するいが☆ グリオを撮影した動画のようです。ちなみに、BGMは名古屋を拠点に活動する音楽ユニットのAZUREが歌う「いが☆グリオ」のテーマ。CDはAZUREのオフィシャルサイトからネットで購入することもできるようです。)

ロッテ Fit's:三重県: いが☆グリオのぐりぐりFit's-Entry No.240013

(ロッテの公式チャンネルに残されていた2年前のfit'sダンスコンテストの映像です。)


今回のグランプリでは全く振るわず151位(1569pt)でしたが、その個性は群を抜いています。次回の「ゆるキャラグランプリ」での活躍に期待したいですね。


いが☆グリオのグリグリぶろぐりッ!

http://blogs.yahoo.co.jp/alfaescapek

(いが☆グリオのブログ。グリオくんの日記風の文章を呼んでいると心がなごみます^_^)



参考サイト

埼玉でゆるキャラさみっと グランプリは熊本の「くまモン」(MSN産経ニュース)

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111127/trd11112719120010-n1.htm

「ゆるキャラグランプリ」に異変 一時「にしこくん」トップに躍り出る(Jcastニュース)

http://www.j-cast.com/2011/11/21113832.html

ゆるキャラ(wikipedia)

http://ja.wikipedia.org/wiki/ゆるキャラ

いが☆グリオ(ゆるキャラさみっと情報局プロフィールページ)

http://yuru-chara.jp/prof-a04.html


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2011年11月27日

シマンテックが「ノートンファミリーレポート2011」を公開!ゲーム感覚で生徒が教師を追い詰める『サイバー餌付け』とは?

インターネットの総合的なセキュリティ関連事業を手がける『シマンテック』は、11月22日、世界中の親子や教師を対象に実施したアンケート調査「ノートンオンラインファイミリーレポート2011」を公表した。


この調査は、毎年同社が家庭内でのインターネット利用の実態を明らかにするために実施している調査で、今回で4回目。


今年度は、昨年度までの14ヶ国に、新たにメキシコやシンガポール、南アフリカなど10カ国を加え、大幅に調査対象を拡大。

世界24カ国の子ども4553人、保護者2956人、教師2379人の計9888人にアンケート調査を実施し、その結果を同社の担当者や心理学の専門家、作家らの有識者が分析している。子どもの年齢は8歳〜17歳、保護者、教師もそれに合わせて、この年代の子どもを持つ保護者とこの年代の児童・生徒を受け持っている教師に限定されている。

今年度の調査期間は、2011年2月6日〜2011年3月14日。

日本では子ども200人、保護者512人、教師100人が調査対象になっているという。

(参考:日経新聞Web版)

(前回までは、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、英国、米国の144カ国、今回からベルギー、デンマーク、オランダ、香港、メキシコ、南アフリカ、シンガポール、ポーランド、スイス、アラブ首長国連邦の10カ国が調査対象に加わった。)


■ 教育現場で拡大する『サイバー餌付け』とは?


今年度のレポートでは、教育現場で教師を苦しめるある問題について紹介されている。

サイバー餌付け(ネット餌付け、英:Cyber-Baiting)』。

この言葉だけで見ると、インターネットで動物に餌をやるシステムを想像するが、レポートでは以下のように定義されている。

サイバー餌付け(ネット餌付け)

ネット餌付けとは、教師の気に触ることを生徒が言ったりして、教師が大声で叫んだり心身が衰弱するまでストレスを高めることです。生徒たちは教師が精神的に崩壊するのを待ち受けていて、複数の生徒にその様子を携帯電話に録画させ、後でその映像を YouTube などの Web サイトに投稿し、教師や学校を悩ませたり、恥をかかせたります。


この『サーバー餌付け』は、米国では2009年ごろから行われるようになり、現在では欧米を中心に大きな問題となっているという。

今回の調査では、「自分自身が『サイバー餌付け』の被害にあったことがある。もしくは被害にあった教師を知っている」と回答したのは、調査対象の教師全体の21%だった。日本でも9%にも及んでおり、今後日本でも深刻化する可能性もある。

『サイバー餌付け』という名称は、奇抜な発言や相手への侮辱的な発言を「餌」にして、相手の反応(レスポンス)を引き出す『釣り』と呼ばれるネット用語に基づいたものだというが、ゲーム感覚で生徒が教師をおとしめる行為は、そんなインターネット上でのマナー違反では済まされない卑劣な行為だ。


『サイバー餌付け』では、撮影した動画をアップロードして仲間内に伝播させる必要がある。

このため、実行には動画共有サイトやTwietter、Facebook、ブログなどのソーシャルメディアの存在が不可欠といえる。

学校教育でのソーシャルネットワークの活用が、新しい学校教育における課題となっている。こうした負の側面をいかに取り除いていくかも今後の課題となるのかもしれない。



■ 6割以上の教師がソーシャルネットワーク上で生徒と友達になることにリスクを感じている


今回の調査では「ソーシャルネットワーク上で生徒と友達(友達登録など)になることがリスクにさらされる」と考える教員が67%に上るなど、ソーシャルネットワーク上での生徒との距離感のつかみ方に悩む教員の姿も浮き彫りになっている。

一方、教育現場でのソーシャルメディアの導入がほとんど進んでいない日本でも、同じ質問に対する回答が69%と全体の傾向とほとんど変わらなかった。

教員とテクノロジー(ノートンファミリーリポート2011より引用)

調査項目 日本(%) 世界24ヶ国全体(%)
ソーシャルネットワーク上で生徒と友達になった教員(%) 6 34
ソーシャルネットワーク上で生徒と友達になるとリスクにさらされると考える教員(%) 69 67
自分自身、あるいは知り合いの教員が、サイバー餌付けを経験したことがある教員 (%) 9 21

教師はあくまでも生徒を指導する立場。

ソーシャルネットワーク上で生徒とつながることにより、生徒一人ひとりの悩みに対応しやすくなるが、逆に親密になりすぎると感情的なぶつかり合いが生じやすい。

その結果、教師と生徒という関係性のバランスが崩れ、『サイバー餌付け』のような教師を標的とした攻撃につながることもありうる。

こうした懸念を教師たちは抱いているのかもしれない。


ソーシャルネットワークでの生徒と教師の関係.png

(ノートンファミリーレポート2011日本語版より。ソーシャルネット上での生徒との付き合いについて視覚化した図?)


■ 学校教育におけるアメリカと日本のソーシャルメディアの導入例


アメリカでは、学校教育でFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを活用していくことが、これからのデジタル社会で生きる子供たちにとってプラスになるとの考えが普及していて、実際にアメリカの中学校や高校では、積極的にTwitterやFacebookなど媒体を積極的に教育現場に取り入れることによってプラスの効果を得ている事例もある。

教育の場におけるソーシャルメディアの活用(ITMedia:Alternativeブログ)

教育とソーシャルメディア



一方、日本でも一部の小中学校で、校内の情報発信や他校との交流にブログやTwitterを活用している事例もある。 しかし、実質的には、クラブ活動や生徒会活動の一環として意欲的な校長や教員たちによって運営されているようで、学校教育に本格的に取り入れているというわけではないようだ。

学校におけるソーシャルメディア活用事例紹介2〜ソーシャルメディアを用いた他校との交流〜(デジタルネイティブの可能性を考える)

■ 学校教育へのソーシャルメディアの導入。その課題は?

日本ではアメリカと比べて学校教育へのソーシャルメディアの活用は進んではいないようだ。

しかし、これからのデジタル社会で生きる子供たちに、いかにインターネット上の様々なリスクを回避し、自分の身を自分で守っていくかを教えるためには、教育現場でのソーシャルメディアの導入は避けて通れない道といえる。


学校教育でのソーシャルメディアを活用することについて、上で紹介させていただいたブログの著者の渡辺泰宏氏は、次のように述べている。



重要なことは、Internetやソーシャルメディアをただ解放するのではなく、事前に生徒たちにそのリスクを拡大誇張することなく教育し、その有効性のもと、利用に関するガイドラインを両者同意のもとで使用していくことだろう。これは、教育の場に限ったことではなく、企業におけるソーシャルメディアの利用におけるポリシー策定も同様である。


一方、ノートンファミリーレポートの中で、ノートンインターネットセーフティアドバイザーのマリアン・メリット(Marrian Meritt)氏は、次のように述べている。


教師たちは、テクノロジやソーシャルネットワークを使って生徒の注意を引きつけ、デジタル社会の市民としての正しい行動を教え、新たな興奮をさそう方法で教材を活用することを願っています。
彼らにとって問題なのは、危険を回避しつつ、インターネットのプラス面を活用することです。これは、差し迫った問題であり、この問題に取り組んで教師向けのガイドラインを作成している官公庁もあります。しかし、大抵、学校の方針は立ち後れた状態にあります。
学校は、教室でテクノロジを活用する最善の方法に関し、教師向けの規範を制定する必要があります。


つまり、今後、日本の学校教育でソーシャルメディアを導入するためには、まずは、教師のソーシャルネットワーク上での生徒との付き合い方や、導入によって起こりうるリスクについて考え、共通のガイドラインを策定することが必要といえるようだ。

そして、策定されたガイドラインに基づいて、各学校内で実際に教壇に立つ教師たちが話し合い、問題が発生したときに教師が孤立しない体制をつくることも大切といえる。



ちなみに、総務省では、学校での情報通信技術(ICT)教育の導入のための技術的なガイドラインを作成し、以下のサイトで公開しているようですが、ネットワークの設定例や指導用のアプリケーションの解説、授業での指導方法など、技術的な支援に偏っている印象を受けます。

教師が日本でも安心してソーシャルメディアを活用できるよう、資料の拡充に期待したいところです。

教育の情報化推進のページ(総務省)

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/


■ 家庭内でのペアレンタルコントロールの有用性


家庭内で決まりを作りそれを守らせる『ペアレンタルコントロール』を実施することにより、インターネット上での好ましくないオンライン経験をすることを抑止できることも今回の調査で明らかになっている。

(ペアレンタルコントロール::親が子どもによるパソコンや携帯電話などの情報通信機器の利用を監視し、その利用法や利用時間などを制限する取り組み。)

家庭内での決まり(ノートンファミリーレポート2011から引用)

項目 日本(%) 全体(%)
インターネット使用に関する家庭内の決まりを守った子ども 21 52
インターネット使用に関する家庭内の決まりを破った子ども 45 82

(数値は好ましくないオンライン経験をしたことがある子どもの割合。好ましくないオンライン経験には、暴力的・性的な画像や動画などを閲覧したなどが多いが、SNS内で知らない相手が実世界で会おうと誘ってきたなど、犯罪に結びつく可能性のあるものも含まれている。)


一方、家庭内のペアレンタルコントロールについて、実際にしているかについて質問したところ以下のような結果となった。

改善の余地あり(ノートンファミリーレポート2011より引用)

項目 日本(%) 全体(%)
オンラインの活動時間について家庭内の決まりを定めている 38 51
安全なウェブサイトについて家庭内の決まりを定めている 27 43
家族のコンピューターにペアレントコントロールを設定している 13 32

(ここでいうペアレントコントロールとは、子どもにウェブサイトの利用制限かけるためのソフトウェアやサービスのことを考えられます)


ペアレンタルコントロールを実効性のあるものにするには、子どもがインターネットで何をしているのかを把握しておく必要があるが、今回の調査では、親が子どもがインターネットで何をやっているのかを十分に把握できていないという結果が出ている。


親の盲点(引用:ノートンファミリーレポート2011より)

項目 日本(%) 全体(%)
子どもがオンラインで何をしているか全く知らないと回答している親の割合 7 6
自分の親は自分がオンラインで何をしているか全くわかっていないと回答している子どもの割合 20 17

親の盲点(ノートンファミリーレポート2011から引用).png

(引用:ノートンファミリーレポート2011より)



以上の調査結果から考えると、子どもとインターネットや携帯電話の利用についてよく話し合い、適切なルール作りを各家庭で行うことが、子どもをネット犯罪から守る最も効果的な方法と考えられます。

とはいえ、実際に子どもがインターネット上でしていることをすべて把握することは難しく、日本では保護者よりも子どものほうがパソコンに詳しいという家庭も珍しくはなくなっているので、なかなか理想通りにはいかないものです。

普段から子どもとインターネットの危険性について話し合い、自制を促していく。

このようなことがニュースなどではよく言われていますが、やっぱりこのあたりから始めるのが現実的なようですね。(^_^;)



ちなみに、総務省は毎年、子どもたちが安心して安全にインターネットを利用できるよう、最近のトラブルの事例から、子どもたちへの指導にあたって保護者や教職員などが知っておくべき事項等を解説した「インターネットトラブル事例集」を作成し、公開しています。

絵や図を多く使われていて視覚的にも分かりやすく、子どもと親がインターネットの危険性について話しあうきっかけを作るのにぴったりな内容になっています。

お子さんをお持ちの方はご一読してみてはいかがでしょうか?


インターネットトラブル事例集ダウンロードページ(総務省)

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/jireishu.html


また、以下のページでは、ペアレントコントロールの導入方法が詳しく記述されています。


子供さんのインターネットを安全にするペアレントコントロール

http://ratan.dyndns.info/supaiwea/internetsafety.html



参考サイト

ペアレンタルコントロール(wikipedia)

http://ja.wikipedia.org/wiki/ペアレンタルコントロール

ノートン オンライン ファミリー レポート サイバー餌付けと浪費の問題を浮き彫りに(プレスリリース)

http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20111122_01

ノートンファミリーレポート2011

http://www.symantec.com/content/en/us/home_homeoffice/html/ncr/



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2011年11月23日

2012年春イラク人とアメリカ人が協力して世界記録に挑戦!?ロウン・チェアとパーティ用風船で大空を浮遊する『クラスター・バルーン飛行とは?

イラクでは、2003年のアメリカによるイラク侵攻作戦から8年以上が経過するが、依然として民族対立や政治的混乱が続き、経済復興の見通しも立っていない。

年内のアメリカ兵の撤退期限は間近に迫るが、治安も改善されないままでだ。


そんな厳しい状況が続くイラクで、アメリカ人とイラク人がタッグを組んで『クラスター・バルーン飛行(cluster balloon flight) 』の飛行記録の更新を目指すという壮大なプロジェクトが進行中であることが明らかとなった。

2012年3月、『クラスター・バルーン』での飛行経験の豊富なアメリカ人男性のサポートのもと、イラク人のファリード・アブドゥル・ザーラ・サーディ(Fareed Abdul-Zahra al-Saadi)大佐がパイロットとして乗り込み、世界記録の更新を目指して首都バグダッドから大空に飛び立つ予定だという。

クラスター・バルーン飛行とは、ヘリウムガスを注入した大小様々なパーティー用の風船(一般にゴム風船と呼ばれるラッテックス製の風船)を連結して得た強力な浮力で熱気球のように飛行する方法。

長時間飛行のためにロウン・チェアー(デッキ・チェアー。外で使用することを目的とした折り畳み椅子)を使うのが一般的だという。

上昇は重りとして積んだ水(バラスト水)を抜くことで、下降はエア銃(BBガン)などで風船を割ることによって行う。


今回の挑戦は、サポート役としてアメリカのクラスター・バルーン飛行の第一人者ともいえる米国人ケント・コーチ(Kent Couch)氏が協力することにより実現した。

ほぼ毎年クラスター・バルーンの飛行イベントを開催しているコーチ氏は、飛行経験だけでなく、スポンサーとの交渉などイベントの企画も手馴れたもののようで、飛行の直接的な支援だけでなく、スポンサーとの交渉など多方面で今回の挑戦をサポートする。

当初、決行日は今月15日に予定されていた。しかし、スポンサーとの調節や準備などに時間がかかり、来年の3月に延期することになったという。


Kent Couch Cluster Ballooning (now with sound)

(コーチ氏が2007年にオレゴン州・ベンドでクラスター・バルーン飛行を行ったときの様子を撮影した動画のようです。風船というと大空をゆったりと飛んでいるとイメージが思い浮かびますが、意外と高速で飛んでいるのが印象的です。ちなみに、この日使用した風船は105個で、最高高度は約4694m。飛行距離は193マイル(約310.6lkm)に及んだそうです。)


最近では、頻発する『アラブの春』による反政府運動や欧州の経済危機の影響で、イラクの話題はほとんど報道されなくなっています。

ニュースで報道されなくなると、当事国ではない国の人々の記憶からは次第に忘れ去られ、支援の手も届きにくくなります。

今回のイラク人大佐による挑戦には、こうしたイラクの現状を変えようという意図もあるようです。

マスメディアの報道はその時の国際情勢によって変わるので、こちらの目的のほうは成功するかどうかは分かりませんが、挑戦の成功はイラクの子供たちに、諦めずに挑戦することの大切さを伝える強いメッセージにはなると思います。

彼らの挑戦が成功するように応援したいですね。


◆ 夢のクラスター・バルーン飛行!実現のために必要な費用はいくら?

風船に乗って空を飛びたい。

子供時代は空想好きだったという人ならば、誰しも一度はそんな夢を抱いたことがあるのではないでしょうか。

クラスター・バルーン飛行は、そんな夢を叶えてくれる素敵な方法です。


では、日本でクラスター・バルーン飛行に挑戦しようと思ったら、どれだけの費用がかかるのでしょうか?

そこで、日本でクラスター・バルーン飛行に挑戦する場合の費用について考えてみました。


(1)計算条件の設定


上のコーチ氏の動画を見ると、風船の大きさは6フィート(約180cm)程度と推測されます。

また、このときにコーチ氏が使用した風船の個数は105個なので、6フィートの風船を105個使用した場合の費用について計算してみることにします。

(一般にクラスター・バルーンの飛行には、5〜8フィート(約150cm〜240cm)の風船を使用しているそうで、人によって大きさやその構成はまちまちのようです。)

一方、6フィートの風船の容積はおよそ3000リットルなので、単純に考えると1つの風船を膨らますのに約3000リットルのヘリウムガスが必要となります。

(ただし、高度が上昇すると風船は膨張するので、破裂を防ぐためにやや少なめにガスを注入する必要もあるようですが、どの程度か分からなかったので今回は考慮に入れないことにします。)


(2) 購入する風船とヘリウムガスの選定


次に、一般の人でも購入できるという条件で、風船とヘリウムガスを探します。


(shop by 販促イベント屋)

 ヘリウムガス(ヘリウムボンベ) 特大(7000L)

 ヘリウムガス(ヘリウムボンベ) 特大(7000L)
価格:29,400円(税込、送料別)

(shop by 販促イベント屋)

(参考:「ヘリウムガス ボンベ」の検索結果(楽天市場)「ジャンボ バルーン」の検索結果(楽天市場))


上の商品は楽天市場で検索して見つけた商品の中で、できるだけ安く購入できるものを選んでいます。

なお、ヘリウムガスのボンベはガスの量が大きくなるとより安く購入できるので、今回見つけたものの中で最も大容量のこの商品を選択しました。

今回はヘリウムガスの量をこのボンベの本数に換算して計算することにします。


(3)費用の計算

(1),(2)に基づいて計算すると、日本でクラスター・バルーン飛行に必要な量の風船とヘリウムガスの入手に必要な費用は、以下のようになります。


・必要なヘリウムガス(7000l)の本数

3000 × 105 ÷ 7000 = 45 (本)


・風船の費用

10500 × 105= 1,102,500 (円)


・ヘリウムガスの費用

29400 × 45 = 1,323,000 (円)


・合計費用

1102500 + 1323000 = 2,425,500(円)



以上、ざっと計算してみましたが、もちろんヘリウムガスや風船は業者から大量に購入すればさらに安く購入できるので、まだまだ費用の圧縮は可能だとは思います。

さらに、これにローンチェアや重りとなる水を入れておくタンク(ボトル)、GPSや高度計などの計器類、風船を割るためのエアガンなど、長距離飛行には多くの備品の購入費用、コクピット部分の制作費用を加算すると、合計費用はだいたい350〜500万円程度と推測できます。


このように計算してみると意外と安価で挑戦できるように思えますが、記録を狙うとなると風船の数を増やしたり、サポートスタッフを雇う必要も出てくるので、さらに予算は膨らみ、1000万円以上はかかるかもしれません。

いずれにしても夢を叶えるためにはそれ相応のお金が必要ということなのでしょうね(-.-;)。


◆ 空に向かって最期のお別れ!?その風船に乗って宇宙へ旅立つ『バルーン宇宙葬』とは?

前の章では、風船に乗って大空を飛ぶのは庶民には難しいことが分かった。

しかし、風船で空を飛びたいという願望を低予算で実現できる庶民でも可能な裏技(?)もある。


風船を使ったサービスの一つに『バルーン宇宙葬』というものがある。

最近増加している宗教にとらわれない形式で行われる「自由葬」の一形態で、一般的な散骨のように粉砕した遺骨を巨大風船に入れて空に飛ばすというものだ。

遺骨を乗せた巨大風船は、気圧の低下と共に徐々に膨張しながらグングンと上昇を続け、約90分後に高度30〜35km付近で破裂。

そこで遺骨は大気中に拡散するという。


風船で遺骨を散骨することに対しての法律上の扱いは、遺骨を管轄する法務省や厚生労働省が海や山への散骨と同様に「節度のある方法ならば遺灰を撒くことは禁止されない」との見解が示しているので、問題はないようだ。

また、環境への悪影響についても環境に配慮したラテックス製の風船を使うことによってクリアしている。


そして、問題の料金は、基本料金が18万8000円と比較的リーズナブルな価格設定で、ペットの散骨も基本料金12万円で受け付けている。

また、生前の予約も可能となっており、身寄りのない人や自分の葬儀は自分で決めておきたいという人にも安心のサービスとなっているようだ。


バルーン宇宙葬(有限会社バルーン工房)

http://www.balloon-sou.com/



ちなみに、『バルーン宇宙葬』とは、運営会社の登録商標だそうです。

厳密にいえば、遺骨が散骨されるのは成層圏(海抜高度11km〜50km)なので、宇宙ではなく、地球の大気圏での散骨ということになります。

(「地球の大気圏と宇宙の境界」については、国際航空連盟によって、海抜高度100km(カーマンライン)が定義されている。これより上を飛行すると宇宙飛行として認められるという。)


今日では秋川雅史さんの『千の風になって』の大ヒットにより、亡くなった人が死してもなお、地球の大気の一部として見守っているという死生観が普及するようになり、「地球の大気の一部となって愛する家族を見守っていたい」と考える人が増えているようです。

そういう死生観を持っている人にとっては、寂しい宇宙に散骨されるよりも、むしろ大気中に散骨されるほうが魅力的な散骨方法ともいえます。

そうすると、『バルーン宇宙葬』というイメージと変わってきますが・・・まあ、あまり細かいことは考えないなくてもいいですね(^_^;)。

参考サイト

couch balloons(コーチ氏のホームページ)

http://www.couchballoons.com/

巨大風船 360cm(evenTec:風船の内容量の参考)

http://www.eventec.co.jp/product/3354.html

成層圏(wikipedia)

http://ja.wikipedia.org/wiki/成層圏

カーマンライン(wikipedia)

http://ja.wikipedia.org/wiki/カーマンライン

The Cluster Balloon Flight Page(有名なバルーンニストのJohn NicomiyaさんのHP)

http://www.clusterballoon.org/index.html

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