2012年05月29日

メキシコのリゾート地で命知らずの男たちが崖からダイブ!?ギネスにも登録されたアカプルコの「ラ・ケブラータ」とは?

メキシコのリゾート地アカプルコ(Acapulco)で、命知らずな男たちが断崖絶壁から海に向かって飛び込む伝統行事「ラ・ケブラータ(La Quebrata)」が行われた。

この行事は1934年に地元の男性2人が勇気や強靭さを競うために、アカプルコの崖から飛び込んだ「ラ・ケブラータ伝説」がきっかけで始まったとされる。起源の真偽は不明だが、今ではすっかり人気のショーとして定着し、地元の観光資源の一つとなっている。


ちなみに、この崖の上から海までの高さは35m(125ft)。

2002年には「the highest regularly performed headfirst dives(最も高いところで定期的に行なわれる、頭からの高飛込み?)」として、ギネス記録に登録されている。


La Quebrada Acapulco

(メキシコ・アカプルコの「ラ・ケブラータ」の様子を撮影した動画。崖の上にあるほこらには像(キリスト像?)祀られているようで、参加者たちはこの安全を祈願してから飛び込みます。後半はリゾート地としても有名なアカプルコの美しい景色を紹介する映像になっています。)


Olivier Favre - World Record Highest Dive - 177ft - 54 m

(世界で最も高いところからの高飛び込み(足から着水)のギネス記録保持者のスイス人Olivier Favre氏が記録に挑戦したときの様子を撮影した映像。その記録はなんと53.9メートル(117フィート)。1985年にRandy Dickison氏が樹立した174.8フィートの記録を塗り替え世界一となりました。)

(参考:World Record Highest Dives (Randy Dickison 174'8")(Youtube),Dana Kunze(wikipedia))



このように断崖絶壁から飛び込み、その飛込み姿勢の美しさを競う競技は、「クリフ・ダイビング(Criff Diving)」と呼ばれています。

この競技はショー・スポーツとしても注目されており、現在では、世界中で様々なスポーツイベントを主催する「レッド・ブル(Red Bull)」が、「クリフ・ダイビング」の世界一を決めるワールド・シリーズを開催しています。


毎年、6月〜9月に世界7ヶ国を転戦して行なわれるレッドブルのワールド・シリーズ。

11人のトップダイバーが出場する今年のシリーズ開幕戦はフランスで行なわれ、6月23日に開催される予定だそうです。

大会に関する詳しい情報は、以下のRedBullの公式サイトで紹介されています。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


Red Bull Cliff Diving公式サイト(英語)


この記事に関連するサイト

YoutubeのLa Quebrata Criff Diversのチャンネル

関連記事

花嫁のブーケをダイビングキャッチ!?崖から飛び降りる命がけの競技クリフダイビングとは?

参考サイト

La Quebrada Cliff Divers(wikipedia:英語)

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2012年05月27日

保護者が「子供に見せたくない番組」は9年連続あの番組!?保護者が子供にテレビ番組を見せたくない理由とは?

5月23日、PTA全国協議会が平成23年度(2011年度)の「子供とメディアに関する調査」の結果を公表し、「保護者が子供に見せたくない番組」でテレビ朝日系のバラエティ番組「ロンドンハーツ」が今年も1位を獲得したことがわかった。

この調査での「ロンドンハーツ」の1位は9年連続。

番組の司会を務めるお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんは、「子供に見せたくない番組ワースト1の称号を9年連続で頂きました!あと1年で殿堂入りとの噂を耳にしました…これからも末長く番組を続けられるように日々精進して行きたいと思います」と自身のTwitterでコメントしているという。

(参考:田村淳「見せたくない番組9年連続1位。あと1年で殿堂入り」(J-cast))


この調査はPTA全国協議会が、子供とその保護者のメディアへの意識調査を目的として、毎年その年の小学5年生と中学2年生、その保護者に実施しているもので、平成14年に「テレビメディア・インターネット等社会環境についての意識調査」として始まった。

その後、子供を取り巻く社会環境の変化に対応するために調査範囲を拡大し、平成18年度から「子供とメディアに関する意識調査」として子供を取り巻く情報環境を総合的に調査するようになった。

平成23年度の調査は、平成23年11月20日〜12月3日に行なわれ、小学5年生・中学2年生の子供4,169人と小学5年生・中学2年生の子供を持つ保護者3,874人が回答した。


■ 平成23年度の保護者が「子供に見せたくない番組」と「子供に見せたい番組」は?

この調査で毎年注目されているのが、親が子供に見せたくないテレビ番組を集計したランキング。

毎年、新しい番組もランクインするが、上位は、ここ数年ほとんど同じ番組で固定されている。

各番組の内容は、バラエティ番組は以前よりおとなしめの企画を採用したり、クレヨンしんちゃんもより子供向けの外伝を頻繁に放送したりするなど、毎年徐々に変化しているが、それでも保護者の固定観念を変えるまでに至っていないようだ。


平成23年度「子供に見せたくない番組」(10票以上獲得した番組)

順位 番組タイトル 放送局 ジャンル 回答数
1 ロンドンハーツ テレビ朝日 バラエティ 137
2 クレヨンしんちゃん テレビ朝日 アニメ 79
3 志村けんのバカ殿様 フジテレビ バラエディ 53
4 めちゃ× 2イケてるッ! バラエティ フジテレビ系 43
5 ピカルの定理 フジテレビ バラエティ 24
6 ピラメキーノ テレビ東京 バラエティ 21
6 リンカーン TBS系 バラエティ 21
8 私が恋愛できない理由 フジテレビ ドラマ 20
9 蜜の味 フジテレビ ドラマ 18
10 はねるのトびら フジテレビ バラエティ 17
11 家政婦のミタ 日本テレビ ドラマ 13
11 銀魂 テレビ東京 アニメ 13
13 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 日本テレビ バラエティ 12
14 しゃべくり007 日本テレビ バラエティ 9
14 ホンマでっか!?TV フジテレビ バラエティ 9
14 とんねるずのみなさんのおかげでした フジテレビ バラエティ 9
17 ドラえもん テレビ朝日 アニメ 5


ちなみに、「見せたくない理由」について尋ねた調査の1位は、「内容がばかばかしい(56.5%)」だった。

2位以下は、「言葉が乱暴である(37.2%)」、「常識やモラルを極端に逸脱している(32.8%)」、「エッチな場面が多い(28.3%)」、「いじめや偏見を助長する場面が多い(28.2%)」と続き、子供の教育上問題のある場面を理由に挙げる保護者が多かった。


各番組を「見せたくない理由」では、 ランキング上位のバラエティ番組では「内容がばかばかしい」が半数を占め、「言葉が乱暴である」や「出演者に好感が持てない」など、出演するお笑い芸人の言動やキャラクターを理由に挙げる保護者も多かった。

また、「エッチな場面が多い(志村けんのバカ殿様:60.4%)」、「物を粗末にしている(志村けんのバカ殿様:50.9%、めちゃ× 2イケてるッ!:44.2%)」など、番組内容に疑問を感じている保護者も多い。


一方、保護者が子供に見せたくないドラマ第一位の「私が恋愛できない理由」では、「エッチな場面が多い」という理由が9割を占めており、子供の性的関心を煽るような番組を見せたくないという保護者心理がうかがえる結果にもなっている。


子供に見せたくない番組とその理由.png

(引用:「平成23年度 子供とメディアに関する調査(全国PTA協議会)」。画像はクリックで拡大。移動先のページでさらに画像をクリックするとさらに拡大表示できます。)


一方、「子供に見せたい番組」の順位は以下のようになっている。


平成23年度「子供に見せたい番組」(1〜17位)

順位 番組タイトル 放送局 ジャンル 回答数
1 世界一受けたい授業 日本テレビ バラエティ 262
2 天才!志村どうぶつ園 日本テレビ バラエティ 107
3 Qさま!! テレビ朝日 クイズ 91
4 ダーウィンが来た! NHK 教養 67
5 教科書の載せたい! TBS 教養/バラエティ 62
6 テストの花道 NHK 教養/バラエティ 47
7 南極大陸 TBS ドラマ 43
8 プロフェッショナル仕事の流儀 NHK ドキュメンタリー 41
9 サザエさん フジテレビ アニメ 38
10 世界のワイドショー!世界はヒストリー TBS バラエティ 37
11 世界の果てまでイッテQ! 日本テレビ バラエティ 36
11 世界ふしぎ発見! TBS バラエティ 36
13 NHK ドラマ 33
14 歴史秘話ヒストリア NHK 教養 30
15 カーネーション NHK ドラマ 26
15 池上彰の学べるニュース テレビ朝日 バラエティ 26

(17位以下は、テレビ朝日系情報バラエティ番組の「シルシルミシル」やアニメを実写ドラマ化した日本テレビ系の「妖怪人間ベム」、アイドルグループTOKIOを起用した日本テレビ系挑戦バラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」、NHK教育の海外ドキュメンタリー番組「地球ドラマチック」など様々な番組がランクインした。また、「家政婦のミタ(日本テレビ系)」や「ドラえもん(テレビ朝日系)」など、「見せたくない番組」としてランクインした番組を挙げる保護者も多かった。)


「子供に見せたい理由」について保護者に尋ねた調査の第1位は、「知識が豊富になる、学習の助けになる(60.1%)」だった。2位は「内容がおもしろい(48.5%)」、3位は「家族だんらんの時間が持てる(44.4%)」となり、この結果から自分が面白いと思う番組を子供と一緒に見たいと考えるの保護者が意外と多いことがわかる。

また、4位以下には、「自然や地球環境問題について学べる」、「社会性や歴史観を育むことができる」、「人間の優しさや思いやりが学べる」といった理由が並び、テレビ番組を子供の成長に役立てたいという保護者心理もうかがえる。

テレビ番組を子供に見せたい理由.png

(引用:「平成23年度 子供とメディアに関する調査(全国PTA協議会)」。画像はクリックで拡大。移動先のページでさらに画像をクリックするとさらに拡大表示できます。)




今回発表されたような「子供に見せたくない番組」のランキングは、テレビ番組批判の材料として強調されがちですが、実際には、「子供に見せたくない番組がある」と回答している保護者は全体の2〜3割程度に過ぎず、子供の見るテレビ番組に注意を払っているという保護者は少数派のようです。

子供に見せたくない番組の有無.png

(引用:「平成23年度 子供とメディアに関する調査(全国PTA協議会)」。画像はクリックで拡大。移動先のページでさらに画像をクリックするとさらに拡大表示できます。)


その一方で、「見せたくない番組について子供と話し合っているか」を尋ねた調査を見ると、「子供に見せたくない番組がある」と回答した保護者でも、その番組を見せたくない理由を子供が納得できるように伝えられていないという実態がうかがえます。

見せたくない番組について子供と話し合っているか.png

(引用:「平成23年度 子供とメディアに関する調査(全国PTA協議会)」。画像はクリックで拡大。移動先のページでさらに画像をクリックするとさらに拡大表示できます。)


このような子供たちを有害情報から遠ざけようと声高に主張する動きに関しては、批判的な見方をする識者も少なくはないようです。

「非行防止」だとか、「青少年健全育成」運動の代表例である「有害」指定は、おとなの自己満足にすぎないのではないか。「子ども」は心身ともに未熟であり、判断力に乏しく、悪に染められやすいものだから、「有害」情報や環境から保護し、「健全」な情報のみを与え、清浄野菜のように「育成」しなければならないと考えている人たちは、子どものためを装いながら、じつは「子どもたちのためにがんばっている」という自分たちのカタルシスを得るために行動しているにすぎないのではないか。

(引用:「できることを、できる人が、できるかたちで」で紹介されている『18歳未満『健全育成』計画』(藤井誠二著:現代人文社、1997年)のまえがき)


インターネットが普及した現代、膨大な有害情報に晒されながら育つ子供たち。

子供たちの将来にとって本当に大切なのは、情報の意味を自分の頭で考えて善悪を判断する能力を育んでいくこと。

そのためには、多少問題のある番組でも安易にタブー視せず、まずはその内容についてきちんと話し合える家庭環境をつくることが大切だと思います。


参考サイト

23年度-子どもとメディアに関する意識調査(PDF)


posted by 残照 at 23:18| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

ニューヨークで恒例のタトゥー大会が開催!?大阪市のタトゥー騒動に対する彫り師のごもっともな見解とは?

5月18日から20日までの3日間、米ニューヨークで、毎年恒例の「ニューヨーク市タトゥー大会(Annual New York Tattoo Comvention)」が開催され、世界中から集結したタトゥーアーティストたちが、自慢の腕を披露した。


ニューヨークでタトゥーコンベンション

(今年のニューヨーク市タトゥー大会の様子を撮影した動画(AFP公式動画)。)


1998年に始まったこの大会も今年で15回目。

コンテストは3日間にわたって行なわれ、毎日、各部門で1位から3位までに入ったアーティストにトロフィーが授与される。


一方、会場には、世界中からコンテストのために集結したタトゥー・アーティストたちにその場でタトゥーを入れてもらえる実演コーナーや、タトゥーの図案や道具を紹介・販売するコーナーなども設けられており、世界中のタトゥーを体験できる。

ただし、タトゥーを入れてもらうには身分証明書の提示して18歳以上であることを証明する必要があるといい、一応は少年に配慮したイベントとなっている。


14th Annual New York City Tattoo Convention

(2011年のニューヨーク市タトゥー大会の様子を撮影した動画。)


NEW YORK TATTOO CONVENTIONの公式サイト(英語)


■ 日本の彫り師・業者も参加

今年のイベントには日本の業者も参加している。

公式サイトの参加者リストには、5つの業者(彫り師)が名を連ねており、海外における刺青の人気をうかがわせるイベントともなっている。

また、2002年には「Japanse Tattoo Institute」という団体が、この大会で「The NYC Tattoo Convention's Award」を受賞している。

この団体の詳細は分からなかったが、名前から察するに日本の「刺青」をテーマにしていることは確実で、芸術性の面でも日本の刺青が認められていることがわかる。


ちなみに、上記の団体との関連は不明だが、似たような名前の団体に「日本刺青研究所(The Japan Tattoo Institute)」という団体もある。

こちらは、日本の書店の恵文社(Keibunsha)が、日本の刺青研究の第一人者である福祉勝成氏らとともに1981年に設立した団体で、海外の刺青(Japanese Tattoo)愛好家に向けて、日本の書籍、写真集、DVDなどを翻訳出版しているようだ。


The Japan Tatto InstituteのWebサイト(Keibunsha.com)

恵文社BP

(恵文社の通販サイト。同社が出版する刺青関連の書籍をインターネットを通じて購入できる。)

The traditional style of Japanese tattooing evolved in a way as to be both bold and secretive(Squidoo)

(日本の刺青について取り上げた海外サイト。)




今月、大阪市職員が子供にタトゥーを見せていたことが発覚し、16日には調査を拒否している教育委員会職員を除く、大阪市職員約3万5000人を対象に、タトゥーの有無に関する実態調査が実施されました。

この結果、大阪市職員の110人が身体のどこかに刺青をしていると回答し、そのうち、98人が首や腕など、業務中に市民の目に触れる部位に刺青をしていることがわかりました。

大阪市は、これらの職員に対し、直接市民の目に触れない職場への配置転換で対応する方針だそうです。

(参考:大阪市職員、入れ墨110人!(SANSPO.COM))


一方、今回の調査ではまだ回答していない職員も513人おり、こうした職員に対しては、22日、市長の橋下氏が「民間企業でも正当な命令を公然と無視して昇級が認められるなんてあり得ない。当たり前だ」(読売新聞の報道)」と発言し、自身の任期中は昇進を認めない方針を示す一方で、「たかがタトゥーでくらいでこの処分は厳しすぎる」との意見も一部にはあるようです。


そんな中、実際に刺青を彫る彫り師の一人は、今回の騒動について、冷ややかな見方をしています。


「入れ墨って”アウトローとして自由を得る代わりに安定を捨てる”という感じのある種”決意表明”だと思うんだ。だから、公務員っていうめちゃくちゃ安定している身分を維持しながらタトゥーも入れるってのは調子良すぎじゃね? って気もするんだよね。アウトローで生きるつもりなのに配置転換くらいでガタガタ言うなって。まぁ、これは俺が公務員嫌いなのもあってのやっかみかもしれないけどさ(笑)。あ、でも橋下市長も別に好きではないけどね(笑)」

(引用:【大阪市職員入れ墨問題】について彫り師に聞いてみた!(日刊SPA!)から一部抜粋。)


いずれにしても、自分の行動の結果に責任を持つのは社会人として当たり前のこと。

やっぱり、彫り師さんのこの言葉が至言のような気がしますね。


日本刺青芸術・彫芳

(日本刺青研究所の書籍。この本も英語で翻訳され英語版サイトで販売されています。)

関連記事

南米ベネズエラでタトゥー・アーティストの祭典が開催!?普通の女性を「ヴァンパイア・ウーマン」へと変貌させた理由とは?

参考サイト

入れ墨調査結論先送り 異論続出で 大阪市(iZa)

posted by 残照 at 02:49| Comment(1) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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