2012年12月29日

こんなにあったの!?多種多様な2012年の流行語大賞【まとめ】

今年日本で最も流行した言葉を決める賞といえば、「ユーキャン 新語・流行語大賞」だが、よく調べると、その他にも実に多種多様な流行語大賞が発表されていることがわかる。

そこで、今回は今月発表された流行語大賞についてまとめてみようと思う。

■ 2012 女子高生ケータイ流行語大賞

順位 流行語 支持率 意味
金賞 てへぺろ 22.1% 声優、日笠陽子の持ちネタが発祥。2012年2月頃に放送されたSoftBankのCMがきっかけで多くの人に浸透。
銀賞 きゃわたん 17.8% 「かわいい」と同義。「たん」は語感をかわいらしくするための接尾語。
銅賞 ワイルドだろぉ 14.4% お笑い芸人「スギちゃん」の持ちネタ。今年の「ユーキャン・新語流行語大賞」の年間大賞に選ばれた。
4位 どうするぅ!? 11.2% 状況に応じて「こんな風になってどうしてくれるんだ?」、「どうする」の2つの意味がある言葉。お笑い番組のコントでお笑い芸人が演じるキャラクターの口癖が発祥。
5位 テンアゲ 8.9% テンションがあがっている状態を示す「テンションアゲ」の略語。
6位 あーね 8.3% 「あー、そういうことね」、「あー、なるほどね」の略語。
7位 オッケ〜☆ 5.7% モデル・タレントのローラの返答の言葉
8位 りょ! 3.2% 「了解!」の略語。
9位 それな! 2.0% 「その通りだな」、「そうだよね」の略語
10位 サンキュー!! 1.5% パンサー尾形(芸人)の口癖。
11位 ズッ友 1.4% 「ずっと友達」の略語。
12位 いもる 1.0% 「ビビる」の意味。都会に出てきた田舎の人の挙動不審な態度に由来。
13位 ○○安定 0.9% 「それにすれば間違いない」、「確実」を意味するものに付ける接尾語。「安定の〇〇」という形容詞のような形で使われることも多い。
14位 いちきた 0.5% 「一時帰宅」の略語。
15位 ワンチャン 0.5% 「ワンチャンス」の略語。可能性は低くても少なからず望みがあるときに使用する。
16位 たぎってきた 0.4% 水が沸騰して蒸発してしまうくらい熱くなったり、気持ちがわきあがることを意味する。アニメキャラの「煮えたぎってきた」という台詞が起源という説が有力。

(引用:女子高生ケータイ流行語大賞(P-NEST Research))

モバイルコンテンツ運営などを手掛けるピーネストが、自社の運営する女性向けケータイホームページ作成サービス『@Peps!』と携帯プロフレンタルサービス『Chip!』にアクセスした女子高生850人を対象に実施した調査。

「てへぺろ」や「ワイルドだろぉ」、「オッケー☆」といった芸能人発祥の言葉や、「テンアゲ(テンションがあがる)」、「りょ!(了解!)」、「それな!(その通りだな!)」といった短縮言葉が多くランクインしているのが特徴。

■ 2012 ネット流行語大賞

順位 流行語
1 ステマ
3 ┌(┌ ^o^)┐ホモォ…
4 ナマポ
5 (震え声)
6 ゴリ押し
7 強いられているんだ!
8 尖閣諸島
9 シャバドゥビタッチヘーンシーン!!
10 テヘペロ
11 つまんねー事聞くなよ!
12 遠隔操作ウイルス
13 うははーこうしてやる〜あはは〜〜〜
14 ワイルドだろ
15 わたし、気になります
16 ネトウヨ
17 Anotherなら死んでた
18 iPS細胞
19 カイエン青山

(引用:【速報】9万人が選んだ『ネット流行語大賞』 金賞はアノ言葉(ガジェット通信))

インターネットニュースサイト『ガジェット通信』と『niconico(ニコニコ動画)』が共同で実施した毎年恒例の「ネット流行語大賞」。

第一位は、「ステマ(ステルス・マーケティング)」。芸能人が業者から報酬をもらって虚偽のブログ記事を書いていたことが発覚したことでも話題となった。

こちらの流行語大賞は、ニコニコ動画系サイトが主催しているだけあって、ライトノベルや漫画などサブカルチャーに関連した用語や顔文字、某匿名掲示板で多用されるようなネットならではの言葉が多数ランクインしており、独自性の強いものになっている。

なお、各用語の意味については以下のサイトで詳しく説明されている。

いくつ知ってる? 9万人が選んだ『ネット流行語大賞』 元ネタ全解説(NAVER)

■ 2012年ギャルの流行語大賞

順位 流行語 意味
1位 ○○たん 語感をかわいらしくしたり、柔らかくしたりする接尾語。きゃわたん(かわいい+たん)」、「うざたん(うざい+たん)」、「やばたん(やばい+たん)」のように形容詞の語尾に「たん」をつけて用いられる。
2位 テンアゲ テンションがあがっている状態を示す「テンションアゲ」の略語。逆に、テンションが下がっている状態は「テンサゲ」という。
3位 ばくわら 爆笑するくらい面白いことを表す言葉。ブログやメールの最後に用いられることが多い。
4位 どうするぅ!? お笑い番組・ピカルの定理のコントのキャラクターの台詞。
5位 パティーン 「パターン」が変化した言葉。メールやSNSで利用されることが多いという。
6位 はんぱ 「半端ない」の略語。「半端ない」は、凄い・とても・ものすごくなどを意味する言葉。
7位 とりあ 「とりあえず」の略語。
8位 安定の 「間違いない」、「確実な」の意味。たとえば、カラオケに行くと確実に盛り上がると思うギャルは、「安定のカラオケ」などと言ったする。
9位 美味(びみ) そのまま「美味しい」や「旨い」と同じ意味。
10位 〜な意味 「意味が分からない」を意味する接尾語。

(引用:2012年「ギャル流行語大賞」を発表 全部わかる?(ニコニコニュース))

ギャル限定のリサーチ&ランキングサイト「GRP-ギャル・リサーチ・プレス」上で、ランキングに多く登場したキーワードを総計して「ヒト」、「モノ」、「コト」など、計23部門に分けて各部門で大賞を選出している。これはその「流行語部門」。

年齢が近いだけあって上記の「女子高生ケータイ流行語大賞」と共通するものも多い。

全体的に見ると、あまり意味をもたないが語感やかわいらしさ、仲間内の雰囲気を重視した言葉が多くランクインしているようだ。

(参考:GRP AWORD 2012)


ちなみに、先日、韓国でも「今年の流行語」についてのアンケートの集計結果が発表されています。

韓国ネットユーザーが選ぶ今年最高の流行語は?(MSNニュース)

この調査は、韓国オンラインコミュニティサイト「DCインサイド」が今月4日〜11日に韓国のネットユーザーに行った「2012年最高の流行語は?」との質問を集計したもの。

1位 「〜ということで(韓国人俳優チャン・ドンゴンがドラマで発した台詞)」
2位 「メン崩」
3位 「オソワ(韓国のオーディション番組)」

ネット流行語らしくテレビやドラマが発端となった流行語が多い印象だが、特に注目すべきは2位にランクインした「メン崩」。

「メン崩」とは「メンタル崩壊」の略語で、「平静を維持できない」という意味だそうです。

日本よりも過酷な受験戦争が繰り広げられることで有名な韓国。

「受験の失敗=人生の失敗」とも言われる韓国社会において、受験生にかかるプレッシャーは相当なものであり、精神的に追い詰められる若者も少なくないようです。

(参考:学歴社会の韓国 - 大学受験(みんなが知りたい韓国文化))

日本でも年明けには本格的な受験シーズンを迎えます。日本の受験生たちには「メン崩」せずに頑張って欲しいですね。


posted by 残照 at 23:41| Comment(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国雑誌が中国の「今年の漢字」を発表!?中国の流行語に隠された中国庶民の心情とは?

■ 中国の「今年の漢字」は?

日本では、漢字能力検定協会が「今年の漢字」を発表するのが年末の恒例となっており、ロンドン・オリンピックやiPS細胞の山中伸弥教授のノーベル賞の受賞があった2012年の「今年の漢字」には「金」が選ばれた。

(参考:今年の漢字(漢字能力検定協会))


これに対して、漢字の本場である中国でも「今年の漢字」が、今月発表されている。

中国の「今年の漢字」は、中国雑誌「新周刊」が複数の候補の中から今年の世相を表す漢字一文字を選考したもので、2012年の「今年の漢字」には「微」が選ばれた。

「微」は中国語で「小さい、わずかである」を意味する漢字。

(参考:微(weblio 中日辞典))

「新周刊」の選考員は、今年はユーザー数3億6000万人を超え、影響力のある世論を形成するようになった中国版ツイッターとも言われているミニブログサービス「新浪微博(シンラ・ウェイポー)」、ユーザー数が2億人を超えたスマートフォン用のインスタントメッセージアプリの「微信」、今年ボランティアや義援金送付などが可能になったミニブログ「微公益」といった「微」の文字のつく簡易なSNSの普及した年だったことや、今年7月21日に発生し、多数の犠牲者を出した北京豪雨におけるボランティアたちが「言(簡単な言葉)」で「大義」を成したこと、そして、今年中国で流行語となった「吊絲(ディアオスー、意味:負け組男性)」に関連付けて、負け組男性の典型的なイメージである「背が低く容姿も劣り、しかも収入も低いこと」を意味する中国の四字熟語が「身力博」であることなどを選考の理由として挙げている。

(参考:中国の「今年の漢字」は「微」 流行語に「莫言」(INSIGHT CHINA)

尖閣諸島を巡って妙な関係が続く日本と中国。

双方の国益が交錯するだけに一筋縄ではいかない問題だが、来年はこの隔たりを埋め、現実的な両国の関係を構築できるのか。先日誕生した安倍新政権の手腕に期待したいところだ。

■ 中国の今年の流行語に秘められた中国庶民の心情とは?

一方、中国雑誌「新周刊」では「今年の漢字」とともに、今年の流行語を10語選出した「流行語10選」が発表されている。

中国の2012の流行語(中国雑誌「新周刊」選出、「流行語10選」より)

「十八大(中国共産党第18回全国代表大会)」
「釣魚島(日本名、尖閣諸島)」
「你幸福吗?(幸せですか)」
「香港」
「北京暴雨」
「舌尖上的中国(中国料理を題材とした人気テレビ番組名)」
「中国好声音(中国で人気のオーディション番組)」
「莫言(ノーベル文学賞受賞)」
「2012(マヤの人類滅亡説)」
「江南スタイル」

(引用:2012年、中国の「今年の漢字」と流行語大賞(中国ビジネスヘドライン))

2012年、日本政府による尖閣諸島国有化を巡って反日感情がこれまでにないくらい高まった年だった。

また、新たに周近平体制が発足し、中国初のノーベル文学賞受賞者も誕生するなど、新しい中国を印象付ける年でもあった。

中国の「今年の流行語」にはこうした世相を表す言葉が多く選ばれているようだ。


ちなみに、中国の流行語の「你幸福吗?(幸せですか)」は、テレビの街頭インタビューで国営テレビの記者が、行き交う人々に繰り返し尋ねた言葉。その後この言葉は、庶民の間で頻繁に使われる流行語となったそうです。


経済の発展により、多くの富裕層や中間所得層を生み、所得格差も縮小しつつあると主張する中国政府。

(参考:所得格差拡大は減速、縮小への転換点を前にー中国(Record China))

しかし、依然として低賃金で働かされている低所得層も少なくなく、実感に乏しいと感じる人々も多いように思えます。

この言葉が流行語となった背景には、そうした自分の生活に不満募らせる中国庶民の心情があるのかもしれませんね。

参考サイト

新浪微博(wikipedia)

posted by 残照 at 06:10| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月25日

赤い霧に襲われる人々!?それでも彼らが楽しそうに笑顔を振りまく理由とは?

下の写真には、突如、巨大な赤い霧に襲われ助けを求める男女の姿が写し出されている。

人々の服は赤いシミに覆われ、息も絶え絶えといった様子だ。

photo by maxwell.arnold

peopele_in_redsmog.jpg

しかし、よく見ると彼らはみんな笑みを浮かべ、とても楽しそうにしている。


実はこれは、海外で人気を集める、あるイベントのひとコマ。


ブラジル・リオデジャネイロで、12月16日、色鮮やかな「霧」が立ちこめる5kmのコースを走るロードレース「カラー・ラン(Color Run)」が開催され、数千人のランナーたちが参加した。

(参考:とても走りにくそう、粉まみれ5キロマラソン(AFP),Thousands of runners take part in Rio Colour Run(ITN:英語[動画]))


このレースは、途中に設けられたいくつかの「カラー・ゾーン(Color Zone)」で、運営スタッフが噴きかけてくるカラーパウダーを浴びながら、5kmのコースを走り切るというもの。

参加者は白いシャツを着用することが義務付けられており、ゴールまでにすべての色でシャツを染めてゴールする必要がある。

カラーパウダーは、ピンク、イエロー、ブルー、オレンジの4種類。

これらは、誤って口に入れても人体に影響のない天然の素材で作られているので、子供連れも安心して参加できる。

(参考:What is The Color Run?(The Color Run))

THE COLOR RUNトレードマーク(TM) - Be a Color Runnerトレードマーク(TM)

(「The Color Run」の公式サイトが公表している紹介動画。)

THE COLOR RUNトレードマーク(TM) - Thank You for an AMAZING 2012 YEAR!


(今年の12月にアップロードされた最新の公式動画。本当に楽しそうに走る参加者の姿が印象的です。)


家族や友人と一緒に楽しく走ることを重視したこのイベント。

とりわけ、アメリカやオーストラリアでは一年を通して各地で盛んに行なわれているようです。

こうしたイベントの開催は日本の道路事情を考えるとなかなか難しそうですが、ファミリー向けのイベントとして開催すれば人気を集めそうです。いつか日本でも開催されることを期待したいですね。

参考サイト

THE COLOR RUN(英語)

posted by 残照 at 06:14| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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