2013年06月06日

花嫁はワインにぴったりのケーキを選ぶ!?イギリスで人気を集める"ナチュラルな"ウェディングケーキとは?

今年も6月になり、結婚シーズンが到来した。

結婚式といえば、新郎と新婦が2人で一緒にウェディングケーキにナイフを入れる場面が思い浮かぶ人も多いのではないだろうか。


とはいえ、参列者の中にも甘い物が苦手な人も多く、せっかく切ったケーキを振舞ってもあまり喜ばれなかったということも少なくない。


甘いものが苦手な人でも満足させられるケーキはないものだろうかと調べてみると、ウェディングケーキの本場イギリスにそのケーキは存在した。

今回はそれをご紹介しようと思う。


photo by pocketcultures[CC BY 2.0]

cheese_wedding_cake1.jpg


上の写真のケーキは、「ウェディング・チーズケーキ」とも呼ばれるが、チーズケーキと区別するために「チーズ・ウェディングケーキ(Cheese Wedding Cakes)」と呼ぶのが一般的のようだ。


名前のつけられているものだけでも700種類以上のチーズがあるといわれるイギリス。

素材や製法の違いよって、様々な色彩を持つイギリスのチーズの中から数種類を選んで重ね、黄色やピンクの鮮やかな色の花、緑の葉っぱ、ぶどうやオレンジなどの果物、カラフルなリボン、やわらかな印象を与える羽毛など、様々な装飾品とともに盛り付ければ、通常のウェディングケーキと全く遜色のない「ケーキ」が完成する。

ケーキといえば、材料の分量を細かく計量し、焼き加減に細心の注意を払って作る繊細なお菓子がイメージされるが、こちらの「ケーキ」は本物のチーズをワンホールまるごと重ねて作るという、かなり豪快な料理となっている。


photo by Ian Lloyd[CC BY-NC-SA 2.0]

cheese_wedding_cake2.jpg

(最初の写真とは別のチーズウェディングケーキ。何も知らない出席者は本物のケーキと見間違いそうだ。)


このケーキは、(多くの人に知られるようになる)2004年よりずっと前から、お祝いの料理として一部の人々のみに知られていたが、本格的に流行が始まったのは2006年ごろ。

今ではイギリス国内だけで24以上の企業が、このケーキを製造するようになるなど、イギリスの最新トレンドとして人気が高まっているという。


Wedding & Party Cakes made with cheese

(イギリスのチーズショップが公開しているチーズウェディングケーキの紹介動画。[コピーライトマーク HouseofCheese])


価格は、使用するチーズの種類や量(大きさ)、装飾の豪華さによって異なるので、一概には言えないが、上の2つの写真のサイズのものだと約200英ポンド(約30500円)で購入可能。予算や用途、季節などに応じて自由にオーダーメイドできるのも魅力だ。


また、チーズ専門店ではチーズウェディングケーキ用の台(皿)やチーズをそれぞれ別に販売しているので、自分で選んだチーズを盛りつけてこだわりのオリジナルケーキを作ることもできる。

(参考:We are in Cheese Wedding Cake & Party Cake(House of Cheese))


チェダーチーズの発祥の地としても知られるイギリスでは、チーズは国民食のようなもの。

甘いケーキが嫌いな人にも喜ばれる「第二のウェディングケーキ」として今後さらに普及が進みそうだ。


ちなみに、上の動画の「House of Cheese」のウェブサイトでは、通信販売も行っているようですが、日本から注文するのはなかなか難しいようです。


ワインやお酒にぴったりのチーズは、辛党の人も食べやすいので、日本でもそれなりに需要が期待できると思います。

日本でもこうしたケーキが手軽に注文できる日がくることを期待したいですね。


参考サイト

ウェディングケーキ(wikipedia)

Cheese Wedding Cakes(British Cheese Board)

House of Cheese(Official Site)

チェダーチーズ(wikipedia)


【結婚のお祝いに】胎内高原チーズセット

posted by 残照 at 17:24| Comment(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月07日

え、そのまま食べちゃうの!?フランス料理店のレストランの客が虫の入った料理を平気で食べる理由とは?

フランス南部ニースにあるレストラン「Aphrodite(アフロディーテ)」。

ミシュランで星を獲得した経験のあるダビト・フォール氏が腕を振るうこのレストランの料理には、虫が入っていることが多いという。

しかし、この店を訪れる客は料理を平然と口に入れている。これは一体どういうことなのだろうか。

虫・昆虫、昆虫の蛹や卵をなどを食べる習慣は一般に「昆虫食」呼ばれており、アジアやアフリカ、南北アメリカなど80カ国以上で、少なくとも527種類の昆虫が食べられているという。


Restaurant Aphrodite(Official Site:フランス語)

◆アメリカでも注目を集める昆虫料理!?昆虫食の魅力と注意点は?

上の記事ような「昆虫料理」は、一見して普通の料理に飽きた人々にちょっと刺激的な娯楽を提供しているだけのように見える。

しかし、近年は、昆虫の食材としての魅力が注目されるようになり、将来の食糧危機の解消や宇宙での食糧自給の実現にも、一役買ってくれることも期待されるようになった。

果たして昆虫の食材としての魅力はどこにあるのだろうか。そして、昆虫を食材として利用するときにはどんなことを気をつければいいのだろうか。


以下の動画は2008年に米ヴァージニア州リッチモンド(Downtown Richmond)で開催でされた「The Broad Appetit food festival」で昆虫料理が振舞われた様子を撮影したものだ。

How to Cook a Bug

(「The Broad Appetit Food Festival」で昆虫料理が振舞われた様子を撮影した動画。動画にはさそりの天ぷらを作り方も紹介されている。[コピーライトマークTimeMagazine]。毎年恒例のこのイベントでは、すべての料理が3ドル[約300円]で食べられるとあって大勢の人々で賑わうという。)

このイベントでは様々な国の料理が出店されているが、この年の昆虫料理の店にはひときわ多くの人だかりができたという。 当時のTIME(WEB版)の記事では、このイベントに参加した昆虫料理の専門家や料理人への取材をもとに、「昆虫食」魅力と注意点について詳しく紹介されている。今回はこの記事を基に「昆虫食」の魅力と食べる時の注意点についてまとめようと思う。

(参考:TIME Magazineの記事(2008.5.29))

■昆虫は効率的に生産できる栄養食品

このイベント参加した料理人のDavid Gracer氏は、「自然は昆虫を育てるのがとても得意だ」と語る。

記事によると、変温動物(冷血動物)である昆虫は、体温保持にエネルギーが使われることはなく、育つまであまり時間がかからないので、少量の餌と水分があれば生産できるという。

たとえば、150gの牛肉を生産するのに必要な水は3290リットルだが、同じ重さのバッタはほんのわずかな水があれば生産できるので、水不足に苦しむ地域でも生産できる。

また、昆虫は牛や豚といった家畜に比べて、少ないスペースと少ないエネルギー、少ない労力で生産できる。これらの点からも効率的に生産できる動物性食品と言えるだろう。


それでは栄養面ではどうだろうか。

TIMEの記事ではいくつかの昆虫の栄養について具体例が示されている。

「中央アフリカで食べられている芋虫の一種は100グラムで28gのタンパク質が含まれ、鶏ササミのタンパク質の含有量[参考:23gあたり100g]をわずかに上回っている。」
「ゲンゴロウは牛肉の4倍の鉄分が含まれる」

中央アフリカでイモムシがよく食べられていることについては、以下のAFPの記事で紹介されている。

食生活の主役はイモ虫、中央アフリカ(AFP:2009.1.8)

この記事によると、同国ではイモムシは約85%の人が常食する(FAO:2004年調べ)一般的な食材で、市場には当たり前のようにイモムシが並んでいるという。さらにイモムシの栄養については、「イモ虫には、牛肉や魚よりも豊富なタンパク質と脂肪分が含まれ、栄養価も高い。」と記述されている。

一方、日本のイナゴと蜂の子の栄養素を調べてみると、イナゴ・蜂の子(幼虫と成虫に近い幼虫が混在)ともにタンパク質だけでなく、ビタミンB2や鉄分、銅などのビタミン・ミネラル類が豊富に含まれていることがわかった。

これらの事実を考慮すると、肉類はイモムシやバッタを十分に代替できることがわかる。

(参考:栄養素別食品一覧・タンパク質(簡単!栄養andカロリー計算),イナゴの佃煮(カロリーSlism),蜂の子(カロリーSlism))

■うっかり食べたら危険?昆虫食の注意点とは?

一方、このイベントには、『The Eat-a-Bug Cookbook』の著者としても知られ、昆虫料理に詳しいデビッド・G・ゴードン氏も料理人のサポートスタッフとして参加しており、記事では同氏のコメントも掲載されている。

ゴードン氏は、(昆虫は優れた栄養食品であるにもかかわらず)アメリカ人は虫に対して「気持ち悪い」、「汚れている」、「病気を媒介するもの」、「食べると危険なもの」と思っている人が多いと指摘する。

そして、この固定観念を克服するために、「適切な調理法」、「調達する昆虫の場所」、「甲殻類アレルギーの問題」などを正しく理解することが必要であるとの認識を示している。


では彼の言う「昆虫食」を実践するときに正しく理解すべき点とは具体的にどのようなものなのだろうか。まとめてみた。

●昆虫食の注意点[まとめ]
1.適切に調理
・昆虫には雑菌を持っていたり、寄生虫を媒介するものもあるので必ず火を通して食べる。
2.調達する昆虫の場所に注意
・近くで農薬を使用している場所の昆虫には残留農薬の危険があるので、安全な場所で捕獲する。
3.甲殻類アレルギーに注意
・昆虫には甲殻類アレルギーの原因物質とされるトロポミオシンが含まれている可能性があるので、甲殻類アレルギーを持つ人は絶対に食べない。

やはり野生の昆虫を捕獲して食用にするには衛生面などで多少の懸念が残る。しかし、こうした懸念(3以外の2つ)は人間が衛生管理をしっかりして生産すれば克服できることのように思える。

(参考:甲殻類アレルギーとは?(アレルギーと病気事典),昆虫食(wikipedia))


少ないスペースと少ない資源で生産できる昆虫たちは、将来の食糧危機の克服や宇宙での食糧自給を実現できる可能性を秘めた優れた食材といえます。

とはいえ、見た目のグロテスクさは多くの人が敬遠する原因となっており、こうした問題を克服することが実用化への課題といえるのかもしれません。


ちなみに、日本では昆虫料理研究家の内山昭一氏が、著書やメディアを通じて昆虫食の普及・啓蒙活動をしています。


食糧が豊富にある日本では、わざわざ昆虫を食べなくても生活することができます。

しかし、将来、大災害や海外での有事の発生などで食糧危機に直面する可能性もゼロとは言えません。

いざというときの備えとして、今のうちに昆虫食について学んおいてもいいかもしれませんね。

楽しい昆虫料理(Amazon)

(内田昭一氏の著書。和風、洋風、中華、エスニックなど、様々な国の料理を基にした79の昆虫料理が紹介されています。)

昆虫食入門 (平凡社新書)(Amazon)

(内田昭一氏の著書。世界で食べられる昆虫の紹介のほか、「食材としての昆虫」の可能性について考察した文庫本。)

昆虫食彩館(昆虫料理研究会HP)

(内田昭一氏が代表を務める昆虫料理研究会のホームページ)

参考サイト

恒温動物(wikipedia)

変温動物(wikipedia)

Broad Appetit(Official Site)

The 6th Annual Broad Appetit Food Festival(RICHMOND.COM)

posted by 残照 at 00:07| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月03日

アメリカで地ビール市場が活況!?アメリカのビール愛好家たちがハマる「大人の趣味」とは?

7月、今年もビールがおいしい夏が到来した。

仕事から帰宅してキンキンに冷やしたグラスにビールを注いで飲むと、一日の疲れが一気に吹き飛ぶという人も多いのではないだろうか。


ビールは、紀元前3500前頃にメソポタミア文明を築いたシュメール人が大麦を使って作ったものが原型とされる。

当時は、麦芽を乾燥させて砕いた粉末を練って焼いたパンの一種を水にふやかして発酵させる製法で作られており、食べ物の延長のような位置づけだったが、その後、現在のヨーロッパ人の祖先とされるケルト人やゲルマン人に伝わり、湯に付けた麦芽の粉末をそのまま糖化させ、アルコール発酵させる現在のような製法で作られるようになり、収穫祭などのハレの日の特別な飲み物として親しまれるようになった。

そして、5世紀にゲルマン民族の主導するフランク王国がヨーロッパを統治するようになると、ヨーロッパ全土でビールが作られるようになり、ビール文化がこの地に定着したという。


一方、現代のようにビールが工場で大量生産されるようになったのは、デンマークの企業によって、ビール酵母の純粋培養技術や殺菌技術、缶詰・瓶詰め技術などが確立された19世紀。

以後、庶民でも飲みやすい安価なアルコール飲料として世界中の国々でビールが飲まれるようになり、現在では、約1億8569万キロリットル(2010年の集計:東京ドーム約147杯分に相当)という膨大な量のビールが生産されている。


現在では、工場で作られた大量生産のビールがすっかり定着し、世界中どこでも変わらぬ味のビールが当たり前のように飲まれるようになったが、欧州では大量生産のビールにはない、その土地独自の風味を持った「地ビール」の生産が今も活発に行なわれ、地元の人々や観光客たちを楽しませている。


特に、草創期からビール醸造を牽引し、今も生産量・消費量ともに世界トップクラスを維持する「ビール大国」ドイツでは、今も各地方に多数の小規模な醸造所(マイクロブルワリー)が存在し、地域色豊かな地ビール(クラフトビール)が多数製造されている。

(2005年のデータでは、ドイツには大小合わせて1274のビール醸造所があり、合計約5000種類のビールが製造されているという。[参考:その数5,000種類! ビール大国ドイツ(All About)])


一方、日本でも1994年4月の酒造法改正により、小規模の醸造所でもビール製造が認められるようになったため、日本各地で「地ビール」が製造されるようになった。最新の集計データでは、全国206ヶ所の醸造所で地ビールの製造が行なわれている。

(参考:地ビール・地発泡酒醸造所リスト(Beer people))


そして、これまで既存のビールで満足する人が多かったアメリカでも、現在、地ビール市場が活況を呈しているという。

市場規模960億ドル(約7兆7000億円)というアメリカの巨大なビール市場は、『バドワイザー』が有名な「アンハイザー・ブッシュ・インベブ(Anheuser-Bush-InBev:ベルギー)」、「SABミラー(SABMiller:イギリス)」、「モルソン・クアーズ(Molson Coors:カナダ)」の海外資本3社に独占されている状態で、地ビールは市場のわずか5%に過ぎない。

ところが、ビール全体の売り上げが減少する中でも、地ビールは売り上げ・出荷量ともに確実に成長を続け、今ではアメリカ国内の醸造所は2000を超え、ビールの種類の多さでは世界一となったという。


アメリカで「地ビール」人気を集める現状について、地ビールの業界団体の「ブリュワーズ・アソシエーション(Brewers Association)」のジュリア・ヘルツ(Julia Herz)氏は、

「米国人も成熟し、さまざまなビールを求めるようになった」
「軽めのアメリカン・ラガーではもはや全てのビール好きを満足させることはできないのです」


と語っており、アメリカ人の好みの多様化と、多様な味を求めるビール好きが増えたことを理由として挙げている。



■ アメリカでは自分でビールを作って楽しむ愛好家が増えている

アメリカのビール愛好家の意識の変化は、既存のビールの味には飽きたらず、自分の家で醸造したオリジナルのビールを楽しむ新たな層を誕生させている。


ビールが飲みたい時は自分で醸造!

)

(AFPニュースの公式動画。参考:AFPニュースの記事)


上の動画によると、アメリカでは自家製ビールを愛好家が約100万人。自慢のビールを持ち寄ってその味を競う品評会も定期的に行なわれ、約800人が集まるほど盛況だという。


このようにアメリカで自家製ビールの醸造(自家醸造)がブームになっている背景には、アメリカでは自家醸造で使用する器具や材料が小売店などで手軽に購入できること、そして、アメリカでは販売を目的としない自家消費の場合に限って酒類の製造が認められてことがある。


一方、日本でも地ビールの製造を促進させようと、1994年に酒造法が改正され、小規模な醸造所でのビール製造が可能になった。

しかし、それでも酒類の製造免許を取得するには、年間60キロリットル以上(ビールの場合)製造する必要があったり、醸造設備や毎年の製造実績を細かく報告する必要があるなど、個人で楽しむためだけに免許を取るのは現実的とはいえず、ビールの自家醸造に気軽に挑戦できる環境が整っているとはいえない。


とはいえ、酒税法における「酒類」とは、アルコール分1度以上の飲料と定義されているので、アルコール度数が1%未満のビールを作ることに関しては、事実上、容認されている状態といえる。

このため、日本でも「日本の法律では1%以上のアルコール飲料の製造は禁止されています」というような注意書きをした上で、自家醸造のための器具や材料を販売する小売店も増えている。また、現在ではインターネットを利用すれば、日本中どこででも購入することもできるようになっており、日本でもビールの自家醸造に挑戦しやすい環境が整い始めている。

(参考:酒税法(wikipedia),酒類免許(wikipedia),酒類製造免許(wikipedia),国税庁の「酒類の免許」に関するページ,お酒に就いてのQ&A(国税庁))


1年で最もビールが美味しくなる夏。

最近では、ビール醸造のための器具や材料が一式揃った「ビール醸造キット」や、麦芽を砕き、麦芽に含まれる酵素で原料の麦のデンプンを糖に分解(糖化)して液状にした「モルトエキス」などの材料も普及しているので、初心者でも気軽に挑戦しやすくなっています。

今年の夏は、思い切ってビール作りに挑戦し、自分で作ったビールで乾杯というのも楽しいかもしれませんね。


ただし、日本で1%以上のアルコール分を含む酒類の製造は、酒税法の規制対象となっています。挑戦する方はアルコール度数にはくれぐれもご注意ください。

(酒税法は密造酒が市場に大量に出回ることを防ぐことを主目的とした法令なので、個人で楽しむためだけにちょっと作るくらいなら問題はなさそうですが……それでも見つかったら罰則を受ける可能性はあります。挑戦する方はそうしたリスクを覚悟で自己責任でお願いします^^;)


なお、地ビールの作り方については以下の動画とサイトに詳しく掲載されているので、よろしければ参考にしてみてください。

(楽天動画の「ビールキット」の紹介動画。[楽天ショップ:natural landより])

自ビール用語集

(地ビールの作り方の説明は専門用語が多用されていることが多いので、先に読んでおくと理解しやすいと思います)

手作りビールの作り方(Natural Land[楽天市場])

自家製ビール/ホームブリュワリー リンク集(All About)


■ 参考資料

ビール国別生産量・消費量ランキング(2010年)


生産量 消費量
順位 総生産量(kl) 総消費量(kl)
1 中国 44,830,000 中国 44,683,000
2 アメリカ 22,816,600 アメリカ 24,138,000
3 ブラジル 12,600,000 ブラジル 12,170,000
4 ロシア 10,240,000 ロシア 9,389,000
5 ドイツ 9,568,300 ドイツ 8,787,000
6 メキシコ 7,988,900 メキシコ 6,419,000
7 日本 5,850,500 日本 5,813,000
8 イギリス 4,499,700 イギリス 4,587,000
9 ポーランド 3,390,000 スペイン 3,251,000
10 スペイン 3,337,500 ポーランド 3,215,000

(上の表は『キリン食生活文化研究所 レポートVol.302010年世界主要国のビール生産量 (キリンホールディングス)』、『キリン食生活文化研究所 レポートVol.33 2010年世界主要国のビール消費量(キリンホールディングス)』より引用。日本の数値は発泡酒や第三のビールを含めたもの。)

近年は、経済が好調な中国、ロシア、ブラジル、インドのBRICS諸国の生産量・消費量ともに増加している。ただし、インドでは、国民の多数を占めるヒンドゥー教徒やイスラム教徒は、飲酒をタブー視している人も多いため、まだ国民一人あたりの消費量は1.6リットルと中国の30分の1以下に過ぎない。ただし、現在は都市部を中心に酒屋が増え、庶民の間にも飲酒の習慣も浸透してきている。このため、インドのビール市場の拡大を見越して海外企業の参入も進んでいる。(参考:[1],[2],[3])

一方、生産量・消費量ともに第一位の中国は、一人あたりの消費量(2010年)は年間31.5リットル(大瓶[633ml]換算で49.8本)で49位と少ない。理由の一つとして、日本と同様に、中国もビール以外の酒の種類が豊富なことが挙げられる。中国には地域ごとに様々な穀物を原料として醸造した、独自の味、香りを持った約5000種類の中国酒が製造されているという。(参考:[4])

それでも、中国では今後もビールの需要は伸びていくことが予想されているが、ベルギーのある経済学者は論文で「人々のビールの消費量は、収入の増加とともに増え続けるが、年収入が2.2万ドルを超えると、状況は変化し、その消費量は減少し始める」と主張している。この学者の説を要約すると、「人々の収入が増えると、(仕事で)より重大な責任を負うようになるため、酒を飲む機会が減少する。このため、人々は(少ない機会でより強い満足感を得ようと)高級な酒を飲むようになり、ビールよりもワインの需要が高くなる。」ということのようだ。(参考:[5])

(参考:[1]【インド】ビール市場拡大も、行政の規制が足かせに(インド新聞),[2]インド人と酒(インド新聞),[3]飲酒のタブーと宗教 呑むべきか呑まざるべきか(宗教ジャーナリスト 斎藤吉久氏のHP),[4]中国酒の種類(CHINA 7),[5]米メディア 飲酒文化が中国経済における意義(人民網日本語版))



この記事に関連するサイト

日本地ビール協会 公式ホームページ

参考サイト

ビール(wikipedia)

地ビール(wikipedia)

BEER people

糖化(wikipedia)



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(アルコール濃度の測定に便利な酒精計[楽天市場:計量器いいもの通販より)

posted by 残照 at 02:14| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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